ふくらはぎの働き
酸素と栄養を運ぶために血液の約70%が下半身に集まります。
二酸化炭素と老廃物を受け取って、つま先を折り返し地点とし心臓に戻ってゆきます。
ポンプ機能が低下すると、むくみや冷えの原因になってしまいます。
生活動作では歩行、走行、ジャンプはもちろん、つま先立ちになったり、長時間の立ち仕事を支えたり、自転車を漕ぐ、階段の昇降、平均台など狭いスペースでのバランス保持を担っています。
スポーツや格闘技では瞬発力を発揮します。
ふくらはぎの筋肉は膝から足裏にかけて付いているので、足裏や足先の動きと連動しています。
そのため、ふくらはぎのコリまで、足裏のコリに影響を与えてしまいます。
ふくらはぎのコリ
立ち仕事やスポーツなどで使い過ぎが原因の、筋肉疲労のコリ
逆に座りっぱなしや、運動不足など動かない事で巡りが滞ったコリ
どちらのコリも血行不良をまねき、むくみや冷えなどさらなる不調の原因に…
ふくらはぎのポンプ機能は血液だけではなく、リンパの循環も担っているので、コリで機能が低下してしまうと、リンパ管から水分が滲み出てしまい、下肢をむくませてしまうのです。
むくみの張りと、コリで
ふくらはぎはパンパンに…
ふくらはぎのコリは、足を疲れやすくさせ、歩く姿勢が崩れ、こむら返りを引き起こしたり、足先が冷えてなかなか眠れなったりと、少しづつ日常の健康を侵害してしまいます。
腰痛にも関係してきます。
もみっとのオイルマッサージ
不快な痛みを抑えつつ、
根深いコリをほぐすポイントを紹介してゆきます。
ふくらはぎには坐骨神経から伸びている太い神経が、真ん中と外側に通っています。
膝裏には膝窩リンパ節があり、むくみに深く関わっています。
オイルマッサージに入る前にリンパ節と,しこりの様になっている頑固なコリを緩めておきます。
圧迫痛が出やすい部分なので、
優しく丁寧にほぐします。
ふくらはぎにオイルをよく馴染ませた後は、絞り上げるように圧をかけたり、筋肉同士の固着を割り分けるように揉みほぐします。
神経を圧迫しているコリは根気よく緩めます。
足のだるさ、腰痛、
肩こりまで楽になるんですよ。
硬いコリをほぐした後は、余分な水分や老廃物を膝窩リンパ節にかえす要領で流します(ドレナージュ)。
ブーツがスッと入りますよ~
足の裏が冷えている方は、
先に足裏から施術します。
コリやすい土踏まず、前足部を緩め、
足の指先を丁寧にほぐします。
つま先は巡りの折返し地点に
なっているので重要です!
ふくらはぎの前側には、
前脛骨筋や長趾伸筋などの筋肉が付いています。
歩行をスムーズに行うための筋肉です。
自転車のペダルを漕ぐ時によく使います。
筋肉群を覆っているのが下腿筋膜という厚い靭帯です。
姿勢が悪い状態で立ちっぱなしでいると、
さらにダメージを与えてしまいます。
ふくらはぎの前側は、
まず表面の筋膜と膝周りのリンパ節を緩めます。
コリで張っている前脛側は根気よくほぐし、
ふくらはぎの内側は骨と筋肉の癒着を剥がし、
仕上げはリンパトレナージュ。
ふくらはぎの反射区
体の不調が出やすい部分でもあります。
ふくらはぎの真ん中
腓腹筋、ヒラメ筋、アキレス腱のあたりは、
肩こり・腰痛・足のだるさのサインが出る
反射区になっています。
ここがコると、こむら返りが起こりやすく
なります。
疲労を回復するツボの刺激も同時に行います。
前脛から外踝
前脛骨筋・長趾伸筋・長母趾屈筋のあたりは
胃痛・胃もたれ・胃腸のトラブルのサインが出る
反射区になっています。
筋肉が硬く張り出している方は、
外側重心の癖があるかもしれません。
万能ツボ足三里を気持ちよく刺激すると頑固なコリもほぐれやすくなります。
ふくらはぎの内側から内踝
腓腹筋・ヒラメ筋が骨に付いている部位は、
便秘・下痢・むくみ・だるさのサインが出る
反射区になっています。
膝裏の膝窩リンパ節、内踝の骨盤腔の内臓系、
坐骨神経系も含まれるゾーンです。
踝に冷えがある時は、趾の先までほぐす事で巡りが回復します。
反射区とツボの効能を意識して施術を行うことで、
不調の改善が期待できます。
まとめ
どのメニューで受けられますか?
【ふくらはぎ】と付いている
メニューで受けられます。
冬期は【温活特集】メニューがお得です。
整体×フットセットが人気です。
2024年の12月末まで実施予定です。
ご来店を心よりお待ちいたしております。
コメント