よろしければ健康情報の1つとしてお役立て下さいませ。
問題2:季節の変わり目で酷使される神経は?
自律神経とは?
【交感神経】別名「活動神経」
活動的に過ごす日中に優位になります。
優位になりすぎるとアドレナリンが過剰に分泌され、血管を収縮するので血行が悪くなったり、
体温が下がります。
呼吸が浅く早くなり活性酸素が増えます。
今年の夏のように「暑すぎ!!」ても、
交感神経は過度に優位になります。
【副交感神経】別名「リラックス神経」
体を休息させるため夕方から優位になります。
優位になりすぎると、血管が拡張し過ぎて体内に溜まった毒素を排出できなくなり、慢性化するとアレルギーが発症したりします。
「暑すぎて何もしたくない」生活を
長期間続けてもなります。
自律神経の酷使とは?
【交感神経】の追い打ち行為の例
疲労困憊状態の体にエナジードリンクを投入し更に頑張ってしまう。
鎮痛剤と痛み止め湿布を併用して頑張る。
やることが気になって眠れない。
眠れないので結局頑張る。
【副交感神経】の追い打ち行為の例
食事がインスタントや好きな物だけに偏る。
生活リズムがメチャクチャになる。
ほとんど動かず引きこもり生活になる。
自律神経は常にフル稼働していたので疲れ切っているはずです。
その疲れも取れきれないまま、あっという間に寒くなってしまい、また体の調整をし直さなければいけなくなるので、季節の変わり目は自律神経が酷使されるのです。
自律神経の疲労とコリの関係
血行不良になると体温が下がり筋肉の活動が低下するのでコリが生じます。
血液中の老廃物が溜まり、新陳代謝が滞るので筋肉が酸化し硬くコリ固まってしまいます。
自律神経は脊髄の中を通る神経の1つに含まれています。
自律神経が酷使されるとその疲労と緊張は周辺の筋肉に及ぶので、コリが生じます。
頸髄から胸髄までは交感神経ゾーンです。
脊髄から出発し全身に分布しています。
コリの影響としては肩こりや背中の張り、
息苦しさが主にあげられます。
腰髄から仙髄と頭頸部は副交感神経ゾーンです。
骨盤内の内臓に分布しています。
顔面神経系と働いています。
コリの影響としては頭痛や首痛、腰痛が主にあげられます。
頭頸部は副交感神経ゾーン=リラックス神経が支配するゾーンなので、この部位の緊張を緩めると、全身の緊張を緩めやすくなります。
頭頸部を支えている後頭下から頸部にかけて念入りにほぐします。
後頭部から頭部にかけて伸びている大後頭神経の圧迫が緩みリラックスできます。
頭痛や頭重、目の疲れもスッキリします。
背中全体が一枚板のように固まっていたり、ゴリゴリとしたコリが生じている場合もあるので、痛みが出ないように丁寧に念入りにほぐします。
脊柱起立筋群は特に影響を受けやすいです。
脊柱を通る神経は内臓にも分布されているので、
酷いコリは内臓の不調にも少なからず関わってきてしまいます。
ほぐれると背中がポカポカして
とっても気持ち良いです♪
仙骨は脊柱起立筋群・胸腰筋膜・大殿筋の付着部になっており、腰痛に作用する経穴(ツボ)もたくさんある部位なので、じっくり深く押圧します。
仙骨から出発している神経は腹部・腰部・骨盤部・下半身に伸びていて、運動や感覚にも影響します。
下半身の冷えや神経痛にも作用します。
頭頸部も副交感神経ゾーンになっています。
頭には頭痛や目の疲れに関係のある筋肉や経穴がたくさんあるので、ヘッドマッサージは約束されたリラックスとも言えます。
今回の問題の選択肢になっていた【三叉神経】は、顔面を覆うように通っており、顔の感覚センサーになっています。
ストレスの影響で顎が痛くなったり、瞼が痙攣したりするのは、この神経の影響も関係しています。
自律神経が酷使されるとその影響はコリだけではなく体調にも及ぶので足裏をケアすることは、
全身をケアすることと、イコールなんですよ。
足つぼ施術の詳細はこちらに載っています。
自分で自律神経を整えるには?
まずはそこから整えましょう。
交感神経が過度に優位になっている方は、
肉体も内蔵も精神も全て疲労困憊です。
消化に良いものを腹八分食べて、
入浴で体を温め、早めに就寝しましょう。
入浴は熱すぎたり、長湯になると
かえって疲れるので気をつけてね。
副交感神経が過度に優位になっている方は、
巡りが滞って毒素が溜まっています。
軽い運動で筋肉と内臓を動かし、
食物繊維の豊富な食事で排便を促し、
部屋の清掃、整理整頓を行いましょう。
心身ともにスッキリすることが
大切です。
まとめ
できるだけ規則正しい生活が理想ですが、お仕事上難しい場合でも、夜は体を冷やさないようにし、
朝はキビキビと動くようにするだけでも自律神経のバランスが崩れすぎるのを防げます。
わかってはいるけど、今はムリ!
という方にこそリラクゼーションはおすすめです。
お得なセットメニューもありますよ。
心と身体が少し楽になると、
もっと自分を労ろうと思えるようになりますよ。
ご質問はチャット、または「問い合わせフォーム」からお気軽にどうぞ。
皆様のご来店を心よりお待ちしています。
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