企画│もみっとクイズ問題2

当店のLINE会員様に実施中の10月企画です。出題と答えを載せています。
よろしければ健康情報の1つとしてお役立て下さいませ。

問題2:季節の変わり目で酷使される神経は?

A.自律神経 OR B.三叉神経
正解は、Aの自律神経でした。

自律神経とは?

簡単に説明しますと、血圧や呼吸、体温の調整、免疫のバランスなど私達が生きていくのに必要な調整を自動で行ってくれる神経です。交感神経と副交感神経の2種類から成ります。

【交感神経】別名「活動神経」
活動的に過ごす日中に優位になります。

優位になりすぎるとアドレナリンが過剰に分泌され、血管を収縮するので血行が悪くなったり、
体温が下がります。
呼吸が浅く早くなり活性酸素が増えます。

交感神経が優位になり過ぎる原因
疲れ過ぎ、悩みすぎ、薬の飲みすぎ、夜更しし過ぎが原因で優位になり過ぎます。

今年の夏のように「暑すぎ!!」ても、
交感神経は過度に優位になります。

【副交感神経】別名「リラックス神経」
体を休息させるため夕方から優位になります。

優位になりすぎると、血管が拡張し過ぎて体内に溜まった毒素を排出できなくなり、慢性化するとアレルギーが発症したりします。

副交感神経が優位になり過ぎる原因
だらけた生活や、運動不足、睡眠過多などが原因で優位になり過ぎます

「暑すぎて何もしたくない」生活を
長期間続けてもなります。

自律神経の酷使とは?

自律神経は交感神経、副交感神経どちらか一方にバランスが傾いてしまうと、体の状態を平常運転に戻すために、体内の分泌物を調整したり、免疫バランスのコントロールをいつもに増して行わなくてはいけなくなり、長期間に及ぶと疲れ切ってしまいます。
この疲れた状態でさらに追い打ちをかける事をしてしまうと酷使する事になります

【交感神経】の追い打ち行為の例
疲労困憊状態の体にエナジードリンクを投入し更に頑張ってしまう。

鎮痛剤と痛み止め湿布を併用して頑張る。

やることが気になって眠れない。
眠れないので結局頑張る。

交感神経が過度に優位になる弊害
交感神経の調整が間に合わずさまざまな症状が表れます。

【副交感神経】の追い打ち行為の例
食事がインスタントや好きな物だけに偏る。

生活リズムがメチャクチャになる。

ほとんど動かず引きこもり生活になる。

副交感神経が過度に優位になる弊害
心拍数血圧は下がり、栄養不良になるのでさまざまな症状が表れます
今年の夏は北海道民には慣れない「蒸し暑い夏」でしたので、気温と気候の変化に体を慣らそうと、
自律神経は常にフル稼働していたので疲れ切っているはずです。
その疲れも取れきれないまま、あっという間に寒くなってしまい、また体の調整をし直さなければいけなくなるので、季節の変わり目は自律神経が酷使されるのです。

自律神経の疲労とコリの関係

交感神経、副交感神経どちらが過度に優位になってもあらわれる症状は血行不良です。
血行不良になると体温が下がり筋肉の活動が低下するのでコリが生じます。

血液中の老廃物が溜まり、新陳代謝が滞るので筋肉が酸化し硬くコリ固まってしまいます。

自律神経は脊髄の中を通る神経の1つに含まれています。
自律神経が酷使されるとその疲労と緊張は周辺の筋肉に及ぶので、コリが生じます。

頸髄から胸髄までは交感神経ゾーンです。
脊髄から出発し全身に分布しています。

コリの影響としては肩こりや背中の張り、
息苦しさが主にあげられます。

腰髄から仙髄と頭頸部は副交感神経ゾーンです。
骨盤内の内臓に分布しています。
顔面神経系と働いています。

コリの影響としては頭痛や首痛、腰痛が主にあげられます。

1.自律神経の疲労を癒す場合のほぐし整体はまず、頸部の緊張からほぐします。

頭頸部は副交感神経ゾーン=リラックス神経が支配するゾーンなので、この部位の緊張を緩めると、全身の緊張を緩めやすくなります。

頭頸部を支えている後頭下から頸部にかけて念入りにほぐします。

後頭部から頭部にかけて伸びている大後頭神経の圧迫が緩みリラックスできます。

頭痛や頭重、目の疲れもスッキリします。

2.次に背中のコリや張りをほぐします。

背中全体が一枚板のように固まっていたり、ゴリゴリとしたコリが生じている場合もあるので、痛みが出ないように丁寧に念入りにほぐします。

脊柱起立筋群は特に影響を受けやすいです。
脊柱を通る神経は内臓にも分布されているので、
酷いコリは内臓の不調にも少なからず関わってきてしまいます。

ほぐれると背中がポカポカして
とっても気持ち良いです♪


3.仙骨周辺を念入りにほぐしリラックス効果を高めます。

仙骨は脊柱起立筋群・胸腰筋膜・大殿筋の付着部になっており、腰痛に作用する経穴(ツボ)もたくさんある部位なので、じっくり深く押圧します。

仙骨から出発している神経は腹部・腰部・骨盤部・下半身に伸びていて、運動や感覚にも影響します。

下半身の冷えや神経痛にも作用します。

4.仕上げはヘッドマッサージ

頭頸部も副交感神経ゾーンになっています。
頭には頭痛や目の疲れに関係のある筋肉や経穴がたくさんあるので、ヘッドマッサージは約束されたリラックスとも言えます。

今回の問題の選択肢になっていた【三叉神経】は、顔面を覆うように通っており、顔の感覚センサーになっています。
ストレスの影響で顎が痛くなったり、瞼が痙攣したりするのは、この神経の影響も関係しています。

もっと整えたい方には足つぼ施術もおすすめです。
足底の神経は自律神経ではありませんが、足裏の末梢神経は全身の筋肉と各器官に繋がっています。
自律神経が酷使されるとその影響はコリだけではなく体調にも及ぶので足裏をケアすることは、
全身をケアすることと、イコールなんですよ。

足つぼ施術の詳細はこちらに載っています。

フット│足つぼ施術
もみっとの足つぼ施術は足裏に不調のサインとして表れるコリを丁寧にほぐし巡りを促します。

自分で自律神経を整えるには?

交感神経、副交感神経どちらに偏っていても日常リズムが乱れてしまっていますので、
まずはそこから整えましょう。

交感神経が過度に優位になっている方は、
肉体も内蔵も精神も全て疲労困憊です。
消化に良いものを腹八分食べて、
入浴で体を温め、早めに就寝しましょう。

入浴は熱すぎたり、長湯になると
かえって疲れるので気をつけてね。

副交感神経が過度に優位になっている方は、
巡りが滞って毒素が溜まっています。
軽い運動で筋肉と内臓を動かし、
食物繊維の豊富な食事で排便を促し、
部屋の清掃、整理整頓を行いましょう。

心身ともにスッキリすることが
大切です。

まとめ

自律神経は体温や心拍のリズムと同調します。体温と心拍は一日のリズムと同調します。
できるだけ規則正しい生活が理想ですが、お仕事上難しい場合でも、夜は体を冷やさないようにし、
朝はキビキビと動くようにするだけでも自律神経のバランスが崩れすぎるのを防げます。

わかってはいるけど、今はムリ!
という方にこそリラクゼーションはおすすめです。

足つぼセット80分☆5,000円/お体のコリと体調の不調が気になる方におすすめ。

心と身体が少し楽になると、
もっと自分を労ろうと思えるようになりますよ。

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