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問題5:肩こりに1番関係の深い筋肉は?
僧帽筋とは?
浅層に位置しており、上部・中部・下部に分けられています。
周辺の筋肉と連動して様々な動きに関わってくるので負担も大きいのです。
僧帽筋上部の役割は、
頭半棘筋、頸半棘筋、板状筋と連動して頭頸部を支え、動脈や神経叢など重要な器官を保護し、姿勢の維持などを担っています。
肩甲挙筋と連動して肩甲骨を挙上させる働きもあります。
僧帽筋中部の役割は、
菱形筋群と連動し肩甲骨を内側に引き寄せたり、姿勢を支えることです。
三角筋、胸筋と連動して腕を動かす働きもあります。
僧帽筋下部の役割は、
肩甲骨を元の位置に戻す(下制)働きがあります。
肩甲骨上部と綱引きをするように引っ張り合い、
肩甲骨の位置を安定させています。
僧帽筋とコリの関係
関係してきます。
僧帽筋と姿勢
うつむき姿勢
になると、頭部が前傾し首への負担が増大します。
頭頸部を支えている僧帽筋上部への負担も大きくなり、後頭部や後傾部にコリが生じてしまいます。
デスクワークやスマホ、運転、台所仕事など、
日常にはけっこう、うつむき姿勢のまま仕事や作業をしてしまうことが多いのです。
首を支えるために肩に力が入ると、
肩甲挙筋と僧帽筋上部が常に緊張させられるので、肩がコリ固まってしまいます。
代表的な肩こりと言えます。
猫背になると、
肩甲骨が外側に開かれてしまうので、
背骨と肩甲骨の間が過伸長され筋肉の緊張から、
コリが生じてしまいます。
筋肉は伸ばされるストレスに弱いので、
不快な痛みを発するようになります。
巻き肩になると、
肩甲骨周辺の筋肉や身体の側面の筋肉、腕や胸の筋肉にまでコリが及んでしまいます。
肩甲骨の位置を戻すために僧帽筋下部の緊張も強まります。
僧帽筋と腕神経叢
肩の筋肉の下には腕神経叢という神経の基地のようなものがあります。
主に腕と肩関節を動かす筋肉を支配している神経です。
肩こりで神経が圧迫を受けると、寝違いのような不快な痛みを発する場合があります。
巻き肩は肩関節が内旋し、前腕が捻れてしまうので、鎖骨下を通る血管や腕の中を通る神経を圧迫してしまい、痛みや痺れを生じさせる場合があります。
その痛みや緊張でさらにコリが酷くなってしまいます。
この部分は、
「もっと強く押して欲しい。」
「いくら強くても大丈夫。」
と、おっしゃられる方もいますが、
上記で説明させていただいたように、
たくさん神経があるので、力任せに押圧する事は神経を傷めてしまう恐れがあるので、オススメではありません。
筋肉は筋膜という繊維で覆われています。
筋膜の歪みや捻れもコリに関わってきますので、
一点を力いっぱい押圧するより、
筋膜の歪みや捻れをほどくイメージで施術したほうが、コリは緩みやすいのです。
当店は、痛気持ち良い、よりちょっと痛いくらいがMAXですが、
「ツボる」ポイントは心得ておりますので、おまかせ下さいませ。
念入りに丁寧に、しっかりと緩めます。
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自分でできる僧帽筋ケア
僧帽筋のコリの範囲は広く、深く、神経まで圧迫してしまう場合もあるので、
そうならないように日々のセルフケアを行いましょう。
簡単でいつでもどこでもできるのが、
肩甲骨回しです。
胸を大きく開き、
肩甲骨をしっかり寄せて行うと、
より効果的ですよ。
ちょっと固まってきたなぁ~というタイミングや、
隙間の時間など一日に何回か行うのがいいですよ。
背中のストレッチにはやはり、猫のポーズが1番効果的です!猫になった気持ちで行いましょう。
①息を吸いながら背中を上方向に持ち上げます。
②息を吐きながらおヘソを床に着けるイメージで下げます。
お風呂上がりや、お休み前に
行うとリラックス効果が高まります。
不良姿勢の連鎖で肩こりが酷くなってしまうので、毎日の姿勢矯正が大切です。
壁を背にピッタリつけ垂直に座ります。
骨盤を起こし仙骨を立てて、壁とお尻の間に隙間ができないように座ります。
足の裏同士をつけて膝を開脚させた座り方が理想ですが、体育座りでもOKです。
お腹と背筋が伸びて猫背をリセットできます。
3分程度深呼吸をするだけでも姿勢を矯正できます。
この状態で開脚運動をするとよりgoodです◎
まとめ
「体が固まりすぎて難しいよ~」という方は、
ほぐし整体で筋肉の緊張を緩めてリラックス◎
冬期は【温活】メニューが人気です。
ご利用は便利なネット予約がオススメです。
ご質問はチャット、または「お問い合わせフォーム」からお気軽にどうぞ。
皆様のご来店を心よりお待ちしています。
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